<Header>
<Author: 柳宗元>
<Title: 登柳州城樓寄漳汀封連四州>
<Format: 格式不明>
<Year: 2002>
<BookName: 唐詩選のことば>
<Translator: 石川忠久>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 柳州（りゅうしう）の城楼（じょうろう）に登（のぼ）り　漳（しょう）・汀（てい）・封（ほう）・連（れん）の四州（ししゅう）に寄（よ）す>
<BookPage: 122>
<UsedPage: 1>
<Feature: 4>
<End Header>
<Poem>
城上高樓接大荒，
海天愁思正茫茫。
驚風亂颭芙蓉水，
密雨斜侵薜荔牆。
嶺樹重遮千里目，
江流曲似九廻腸。
共來百越文身地，
猶自音書滯一鄉。
<End Poem>
<Translation>
柳州城の高楼に登れば、広大な原野が目に入る。
海と空のように、わが憂いはまさに果てしなく広がる。
はげしい風が、はすの花咲く池の水を波立たせ、
降りしきる雨が、つる草のからむかきねに斜にあたる。
群山の峰に幾重にも連なる木々は、遠くを見ようとする私の目をさえぎり、 
柳江の流れは、曲がりくねって何度もねじれたはらわたのようである。
我々はともに、この南方のいれずみの風習をもつ未開の地にやって来た。
ここでは、今もなお音信さえ通ぜず、一地域に滞っている。
<End Translation>